サービス内容
ウェブサイトの戦略立案・企画・設計・制作・構築
これからのウェブサイトで必要なこと
数年前まではウェブサイトを制作するだけでそれなりの成果を上げることができました。
しかし、ここ数年でインターネット環境の変化から消費者の考え方や行動までもが変化し、ユーザーの動向に基づいた戦略の無い状態でのウェブサイトが成果をあげることは大変難しくなっています。
ユーザーは数ある情報の中から必要な情報を、手間無く素早く見つけ出そうとしている中で、あなたのウェブページにたどり着きます。
そのユーザーがストレス無く情報を収集し満足させるためには、ユーザーのニーズや抱えている問題点をどれだけ想定できるかが必要で、ウェブ解析やその他様々な状況に基づいて仮説を立てて、意図を持って戦略・戦術を立案し、制作・構築することが大変重要になります。
ウェブサイトの役割とゴールの設定しよう
ウェブサイトの目的は、「事業での成果を上げること」にあります。アクセス数を増やすことや、お問い合わせ数を増やすことは「事業での成果を上げる」ための手段でしかありません。
事業での成果をあげる訳ですから、既存のビジネスを成功させるためにウェブサイトをツールとして活用していくことが必要になります。
既存のビジネスを今一度見直し、その中でウェブサイトの役割をはっきりさせ定量化されたゴールを設定することで、ウェブサイトが既存のビジネスの中でどのように寄与しているのか、またどのような成果を出しているのかが明確になります。
常に事業での成果を意識したウェブサイトの効果的な活用方法こそが、ウェブサイトの戦略となるのではないのでしょうか。
戦略を持つウェブサイトのよいところ
ウェブサイトの効果的な活用以外にも、戦略を立てることで得られることがあります。それは費用対効果が測定できるようになることです。
どれだけ費用をかけてどれだけの効果が得られたのかが分かり、今後ウェブサイトで成果を得る為にどの程度費用が必要か?費用をかける価値があるものなのか?
アナログで対応した場合とウェブサイトで行った場合のどちらが効率的だったのか?などの判断ができるようになります。
ウェブサイトの戦略をたてるための手順
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ビジネスモデルの再定義
- 既存のビジネスがどのようになっているかを出来るだけ正確に把握することで、ウェブサイトを運用・改善の方法の決定が可能になります。
既存のビジネスモデルを5つのフェイズに分解整理して、目指していく方向性を確認します。 プロセスマップを用いて業務を見える化することで既存のビジネスモデルのフローの中に存在する問題点がピンポイントで見え、目指していく方向性が明確になります。 -
ビジネスゴールの設定(KGI)
- 方向性をもとに「事業での成果」を客観的に評価できるよう数値化し、成果を評価していくための目標値として設定します。
目標値の設定が不十分だと、ウェブサイトの改善方法に一貫性がなくなり、効果が出にくくなるだけでなく、 事業に悪影響を及ぼすような重大な問題が発生する可能性も少なくありません。 -
ウェブサイトの役割の定義(CSF)
- ビジネスゴールを達成するための手段はウェブサイトの運用だけとは限りません。 商談の方法やDMの内容を変えるなど、リアルな世界での施策のほうが多いかもしれません。
その中でウェブサイトで行うとより効果が上がる、もしくはウェブサイトでしか実現できない施策を明確にし、 ウェブサイトの運用でやるべき役割を整理することで、ウェブサイトでの改善策が浮かび上がってきます。 -
KPIの設定
ウェブサイトでやるべきことが決まれば、次は「具体的な改善策+目標数値」を用意する必要があります。 このようなものを「KPI(Key Performance Inducator):重要業績評価指標」といい、目標達成の度合いを測るために大変重要なものです。
また、複数のKPIを用意することも重要で、あるKPIが達成できなくても、他のKPIを達成する事でビジネスゴールを達成できるようになります。
顧客の満足度、理解度といった定量的計測が難しいものであってもは、いくつかの指標を組み合わせたり、アンケートなどアナログな評価を用いるなど、工夫を凝らした測定基準を策定し、目標を数値化しなければなりません。